家族による介護
家族による介護は、怪我や病気などで突然始まったり、
加齢による自然な高齢化など、かかわり方や期間は
様々なパターンが考えられますが、全ての人が
一度は経験することでしょう。多くの人が心休まる
我が家で、安心して身を委ねられる家族によって、
適切な介護を受けたいと願うのではないでしょうか。
要介護者をもつ家庭の約半数は、家族による介護
介護のあり方は要介護者の状態により多様ですが、中心となる介護者とその所要介抱時間で考えてみましょう。高齢者介護の場合、主たる介護者は、「夫または妻」、「娘」が一般的です。
介護にかかる時間…平均4~5時間/一日だが、一日中かかりきり、決まっていないという回答が多いです(要介護度に比例している)。
高齢者介護の場合、介護するのは配偶者、またその子ども(娘)、子どもの配偶者、というように要介護者に近い親族が介護の担い手となることが道義上、当たり前になっており、介護自体が日常の基本動作・行為に多く係っているため、自然と一日中の拘束となってしまうのでしょう。
誰もが介護し、介護される
日本人の平均寿命は男性79、.2歳(世界第2位)女性86歳(世界第1位)。また平成20年10月 総務省調べでは約4人に1人が高齢者であり、少子化により高齢者を支える世代は減少しており、一人あたりの介護負担は大きくなっていかざるをえません。高齢者が高齢者介護をするケースは必然的に増加し、家族内での介護することもされることも、誰にとってもごく普通の暮らしの一部となりつつあるといえます。
無理せず、介護
大切な家族のためであっても、介護の期間が長くなり、介護度が重くなれば介護ストレスを感じるのはやむをえません。介護保険サービスには在宅サービスや施設サービスなどさまざまなサービスがあります。お住まいの近くの地域包括支援センターや市区町村の窓口に相談しながら、介護保険やそのほかのサービスを上手に活用しましょう。