ホームヘルパー
ホームヘルパーとは
厚生労働省が認定した講習事業者
の講習を修了すると、「講習修了者」と認定される
「認定資格」です。在宅で暮らすには不自由が
ある人をサポートするために家庭を訪問し、食事
の支度、部屋の掃除から、排泄や入浴、食事の
介助、体位交換などを行い、自立を支援します。
ホームヘルパーの成り立ち
いまから50年以上前、「家庭奉仕員」と呼ばれ、介護といえば家族で行うことが当然だった時代に、家族が少なく長期入院もできない低所得の家庭に限り、自治体の福祉サービスとして派遣されていました。しかし時代の変化=高齢化と共に核家族化が進み家族だけでの介護が難しくなり、在宅における介護支援のニーズが急速に広がっていきました。
そのため、1989年に高齢者の保健・福祉に関する公的サービスの目標を定めた「ゴールドプラン」が発表され、この中で初めて「ホームヘルパー」という言葉が登場、要援護老人に対する生活支援という考え方がはっきりと示されました。また、それまで自治体ごとにバラバラだった研修制度も全国統一され、介護サービスの質・量の向上が目指されるようになったのです。
ホームヘルパーになるには…
ホームヘルパーには1級から3級まであり、厚生労働省が定める養成研修をきちんと受講し、カリキュラムを修了すれば誰でも取得できます。特に試験はありません。
3級ホームヘルパー養成研修
入門コースにあたるもので、介護や福祉についての基礎的な知識や理念を身に付けながら、簡単な実技も習得できる内容になっていますが主に家庭で役立てたい人向き。研修時間も講義25時間、実技17時間、実習8時間、合計50時間と短めです。
2級ホームヘルパー養成研修
実際のサービス提供を前提としているため、介護の仕事をするには2級以上の研修が必要とされています。また、厚生労働省が進めている教育訓練給付制度の対象講座が多くあり、条件次第では受講料の8割が免除される事もあります。研修時間は計130時間です。
1級ホームヘルパー養成研修
2級課程を修了し原則1年以上ホームヘルパーとして実務が経験必要です。チームケアやマネジメント能力など、責任ある立場の人材育成という点から研修時間も230時間と長く、3年ごとに継続養成研修が必受講です。